物理の重要問題160選TB+U
物理の重要問題160選TB+Uは 物理の全分野からよりすぐった160題が載っている問題集です。
「物理の重要問題160選―IB+II」
どのような人向けの書籍か?
やや易しめの問題とやや難しめの問題の2種類に問題がわけられているので、
難関大学ではなく中堅の大学を目指す方、基礎は身に付いたから基礎を固めたい方、これから物理の実力を付けたい方に特にオススメします。
どのような内容か?
一言で表現すると、ひたすら問題が載っている問題集です。
ここでオススメしている問題集の中では一番易しいです。
問題の解答が問題集の最後にあります。(解答のみ)
答えだけでなく解説もついている解答は冊子になって本の最後についてきます。(取り外し可能)
したがって問題冊子と解答冊子を分離して使うこともできます。
ただ、面白いからといって書店で買いもしないのに問題冊子と解答冊子を分離したら怒られるのでやめましょう!
怒られるどころではなく犯罪です。
解説のわかり易さは普通で、ものすごく親切というわけではありません。
問題は、問題の難易度によって演習A(やや易しめの問題)と演習B(やや難しめの問題)の2種類にわかれているので、
易しい問題から難しい問題へと解いていってステップアップする事ができます。
実際に問題集の「運動の法則」から抜粋したやや易しめの問題の例を以下に載せておきます。
本当に以下のような感じで160問載っています。すべての分野の問題があるのでまんべんなく勉強することができます。
書籍によりどのような利点、欠点があるか?
○利点
問題と解答が完全に分離しているので、問題に集中することができる。
問題をいっきに解いて、後でいっきに答えあわせをすることができる。
この問題集の問題を解くことができるようになると、基礎が固まり、大抵の問題は解けるようになる。
細かい分野別に問題がわけられているので、自分の苦手分野だけ解くこともできる。
逆に自分の得意分野だけ解くこともできます。
習いたての分野はやや易しい問題だけ解くといったように状況によって様々な使い方ができるので使い勝手が良い。
○欠点
この本だけでは、難関大学への問題演習としては物足りない。
難問が少ないので、あくまでも難関大学の入試問題を解けるようになるためのステップアップの1冊として捉えることをオススメます。
全分野で160題なので、各分野ごとに見るとそれほどの量でもないためこの本だけでは問題演習が足りないと思います。
しかし、解けない問題は難問だけという方以外にはオススメできる1冊です。
〜管理人の「物理の重要問題160選TB+U」にまつわるエピソード〜
この問題集は物理の問題集を探している時に見つけた本です。
まだ微分・積分を使って物理を理解する前のことです。
公式を覚えてある程度基礎が身に付いたと思い、
基礎を固めるためにも問題演習をしたいと感じて書店で問題集を探している時に見つけた1冊です。
この時はとにかく問題演習がしたくて、かつそこまで難しくない問題集を探していました。
書店で色々な問題集を見比べた結果、この本を選んでいるのですが、
実際に使ってみて思ったより良かったのでオススメしています。
実際の、管理人の使い方は次のとおりです。
まずは問題演習したい分野の問題(やや易しい問題)をパッと見て、解きやすそうな問題(簡単そうな問題)を判断して解く。
解けたら他の問題も解くという流れでした。
やや易しい問題が解けるようになったら次はやや難しい問題に移って同じことをしていました。
解けない問題ももちろんあり(むしろ最初は解けない問題だらけ)、
解けない問題は解説を見て”この問題はこうやって解くんだ!”と解法を学んでいました。
こんな感じで公式の使い方を問題を通じて覚えていきました。
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