コンデンサー 「エピソード U −導体について−」
エピソード Uでは、導体について説明しています。
次にエピソード Uですが
導体を上下別に考える際の、導体の特徴は次のとおりです。
- 導体は二つセットでコンデンサーを形成する。
- セットになっていない側の導体の電荷は0。
- コンデンサーの一方の導体にたまった電荷が Q ならば、セットであるもう一方にたまった電荷は −Q 。
うまく言葉で説明できなくて申し訳ないのですが、どういうことかを下図を用いて説明したいと思います。
上図の場合、導体A、導体Bがセットになってコンデンサーを形成します。
実際にコンデンサーを形成しているのは
導体Aの下側と導体Bの上側です。
したがって上図のようにコンデンサーに蓄えられた電荷がQだとすると
導体Aの下側に Q
セットとなる導体Bの上側には −Q がたまります。
そして、
対となる導体が存在しないAの上側とBの下側の電荷は 0 になります。