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時刻 t と単振動

ここでは、時刻 t を用いて単振動を表す式について述べています。
苑田さんが実際に講義で使っていた方法でもあります。


単振動を行っている物体について。
振動中心をx0とします。
ある時刻 t と、その時刻の位置 x
との関係は
角速度 ω
ある定数 A、B
を用いると

と表せます。

上記の式を微分することによって
さらに
ある時刻tと、その時刻の速度v
との関係が求まります。
実際に、微分してあげると

と求まります。

また
単振動の振幅は

で表せます。

これらの関係は非常に役に立ちますので ぜひ身につけることをオススメします。

AとBは定数となっていますが実際には
初期位置と初速度から
具体的に求めることができます。


これらの式だけを見ても
どうやって使えば良いのか
よくわからないと思いますので
実際に練習問題を解きながら
理解してみましょう。

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