橋元流解法の大原則2
橋元流解法の大原則2は 熱力学、波動、(原子物理) について書かれています。
「橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原則―試験で点がとれる (2)」
どのような人向けの書籍か?
熱力学と波動について書かれているので
熱力学、波動をこれから学習する方や
学習したものの、熱力学や波動がよくわからない方に特にオススメします。
私の実体験から言うと、熱力学の分野に関してはこの1冊で十分に入試レベルに対応できました。
どのような内容か?
「橋元流解法の大原則1」と同様に
具体例を用いて解き方、考え方を理解していく内容です。
具体的な数値などを用いてすごく親切に説明してあります。
書籍によりどのような利点、欠点があるか?
○利点
熱力学が入試問題に対応できるレベルでわかるようになる。
波動の初歩がわかるようになる。
波動のドップラー効果がわかるようになる。ドップラー効果に関してはこの本だけで十分!
○欠点
波動に関しては全分野を網羅しているとは言えず、この本だけでは入試問題に対応できない。
熱力学と波動をある程度まで理解している場合は説明がまわりくどく感じられる。
〜管理人の「橋元流解法の大原則2」にまつわるエピソード〜
「橋元流解法の大原則1」で味を占めて、熱力学や波動を高校で習う前にこの「橋元流解法の大原則2」を買いました。
「橋元流解法の大原則2」を実際に使ってみて思ったのは、熱力学分野の説明が素晴らしいという事でした。
この本のおかげで熱力学と波動のドップラー効果に関してはまったく苦労しないで済みました。
もし熱力学分野が苦手なら絶対にオススメです。
ただ「橋元流解法の大原則1」同様に、数回読んで書いてあることを理解し、この本とは別に問題演習をこなし本の内容を自分の物にした後はほとんど読まなくなりました。確認で見直す程度でした。
熱力学と波動の基礎や解法をこの本で学んだといったところです。
熱力学に関してはオススメできるのですが、波動に関してはドップラー効果以外の箇所が不十分だと思います。
波動だけが苦手なら別の参考書を選んだ方が良いです。
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