必然性で解く為近の物理演習T・U
必然性で解く為近の物理演習T・Uは 「数少ない問題で、確実な実力を身につけること」を特徴とした問題集です。
「為近の物理演習I・II―代々木ゼミナール」
どのような人向けの書籍か?
表紙に「難関理工系・医系対策」と書いてあるように
難関大学を目指す方に特にオススメします。
難関大学合格のために物理の実力を付けたいなら、うってつけの一冊です。
どのような内容か?
シンプルで無駄のない問題集です。
問題数は76題(38×2)です。
問題冊子と解説冊子にわかれていて、問題冊子は取り外し可能になっています。
したがって問題冊子と解答冊子を分離して使うこともできます。
ただ、面白いからといって書店で買いもしないのに問題冊子と解答冊子を分離したら怒られるのでやめましょう!
怒られるどころではなく犯罪です。
問題冊子は問題のみとなっています。
全分野から厳選されたテーマが38あり、
それぞれのテーマについて
例題1題+練習問題1題の構成
になっています。
実際に目次は次のようになっており、38×2=76題の問題演習ができます。
例題、練習問題の構成は次のようになっています。
ちなみに例題はやたら難しいです。難問かつ良問と言ったところでしょうか。
この問題集の例題がなんなく解けるなら物理に関しては言うことなしです。
練習問題は例題の確認問題になっています。
例題が理解できれば練習問題は普通に解けると思います。
それぐらいまでに差があります。
問題は難問にもかかわらず解説は割とわかり易く、解説を読めばだいたい理解できるようになっています。
例えば、わかりにくい箇所は計算の途中経過が書いてあったりするので助かります。
書籍によりどのような利点、欠点があるか?
○利点
問題と解答が完全に分離しているので、問題に集中することができる。
問題をいっきに解いて、後でいっきに答えあわせをすることができる。
この問題集の例題を解くことができるようになるなら、物理に関しては相当な力が付く。
細かい分野別に問題がわけられているので、自分の苦手分野だけ解くこともできる。
逆に自分の得意分野だけ解くこともできます。
○欠点
問題数が少ないことに尽きる。
問題演習をたくさんしたい方には向いていない。
問題の質は文句ないため、量があったら最高の問題集。量がないのが残念。
〜管理人の「必然性で解く為近の物理演習T・U」にまつわるエピソード〜
この本は難関大学受験者向け問題集を探していた際に見つけた一冊。
書店で立ち読みをしていたら内容が良かったため、即購入しました。
実は、管理人が大学受験する時は持っていませんでした。
物理を教える側になって初めて知った本です。
この本を教え子に解かせ、実力を付けさせました。
難関大学を目指すなら絶対オススメの一冊。
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為近の物理演習I・II―代々木ゼミナール